ニュースリリース

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2024.01.17

カーボンニュートラル社会の実現に向けて

日立製作所と風力発電の実証実験を開始

～本店にマイクロ風車２台を設置～

当行は、株式会社日立製作所（本社・東京都千代田区、執行役社長兼CEO・小島啓二）と連携し、地域の脱炭素化に向けて、マイクロ風車を用いた風力発電の実証実験を開始しましたのでお知らせします。

具体的には、当行本店の屋上にマイクロ風車のプロトタイプ機を2台設置し、１年間にわたって風力発電を行います。その上で、日立製作所の協力のもと、実証期間中の発電量、風向、風力等のデータを収集・解析し、1日と年間の発電量を試算の上、滋賀県周辺地域における最低発電量を算出します。また、設置によって生じた課題などの情報を両者で共有することで、マイクロ風車を用いた風力発電における、将来の事業化に向けた検証を行います。

このマイクロ風車は、弱風から発電が可能な仕様であり、比較的小型ながら、昼夜を問わず効率的に発電できる特徴があります。工事も容易で、建物屋上や橋梁などさまざまな場所へ設置が可能なことから、ユニット化によりマイクロ発電所を作ることでエネルギーの地産地消につなげることが期待できます。

また、当行は、2023年1月に、CO2排出量の計測・管理ツール「未来よしサポート」を日立製作所と共同で開発し、地域のお取引先の脱炭素経営を支援しています。マイクロ風車は、お取引先の脱炭素化の手段としても有効と考えられることから、実証実験で導入効果を確認した上で、普及に向けた新たなビジネスモデルについて協議していく予定です。

当行はこれからも、脱炭素に資する新たな技術の実用化に向けた連携の取り組みを加速し、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

設置したマイクロ風車