投資信託の基礎知識
特定口座
『しがぎん』がお客さまに代わって譲渡損益等を計算し、
年間取引報告書を作成する制度です。
特定口座とは
特定口座とは、滋賀銀行がお客さまに代わって投資信託や公共債の譲渡損益(※)を計算し、「特定口座年間取引報告書」を作成するサービスです。
特定口座をご利用いただくと、確定申告のための面倒な計算や手間が軽減されます。
※譲渡損益が発生する取引は、投資信託の解約や公共債の解約等になります。
※特定口座の源泉徴収方法の変更は、その年の最初の換金取引等(解約、償還)、収益分配金の受入後に年内の変更はできません。
特定口座「源泉徴収
あり」での損益通算の
しくみ
源泉徴収ありの特定口座においては、投資信託等の譲渡損と普通分配金との自動的な損益通算が可能です。2016年以降は、公社債等の利子等も自動的な損益通算の対象となります。
売却取引等の都度、年初からの譲渡損益を計算して、利益であれば源泉徴収を行い、損失であればすでに徴収した税額から還付を行います。(①)
譲渡損と普通分配金との損益通算は年1回まとめて行います。年間累計で譲渡損がある場合、普通分配金の税還付が受けられます。(②)
特定口座をご利用いただく際には
以下の点にご注意ください。
- 特定口座は、国内にお住まいの個人のお客さまに限り、1金融機関に1口座のみご利用いただけます。
- 特定口座開設後の国内公募株式投資信託等のお取引は、原則として特定口座を通じて行います。
- 特定口座での譲渡損益の計算や税額計算の基準日は、受渡日となります。
- 特定口座を開設いただく前のお取引は、特定口座としての譲渡損益計算や税額計算の対象とはなりません。
- 特定口座に組入れた国内公募株式投資信託等の換金による売却益は、譲渡所得として課税されます。
- 一般口座で保有されている国内公募株式投資信託の特定口座への組入れは、相続等の事由を除き行えません。