投資信託の基礎知識
リスクと上手に付き合うために
安定的な資産づくりをめざすには、リスクをバランス良く分散することが必要です。
リスクと上手に付き合うためのポイントを確認しましょう!
リスクと上手に付き合う
3つの方法
資産の分散
ひとつの資産に集中するよりも、動きの異なる複数の資産を組み合わせて運用する方が収益率が安定する効果が期待できます。
以下のような値動きをする、投資対象が異なるファンドを、それぞれ10,000円ずつ購入した場合
※上記、基準価額の推移、投資実績等はあくまで仮定であり、実際の投資効果をお約束するものではありません。また、実際の相場動向によっては、事例と異なる投資実績となる場合があります。
コア&サテライト戦略
資産運用の本来の目的のひとつには「インフレによる資産の目減りに勝つ」ことがあります。
市場環境に左右されにくい投資のために『コア&サテライト戦略』で投資信託を考えましょう。
コア&サテライト戦略とは…
コア&サテライト戦略とは、安定的に運用する『コア』部分と、積極的に運用する『サテライト』部分を分けて考えるものです。
コアとサテライトの役割とは…
コアとサテライトには、上図のようにそれぞれの役割があり、コアになるファンドの多くは分散投資をすることで、市場動向に合わせて資産配分の見直しを行い、中長期的に安定した値動きをめざすものです。
これによって、相場が変動しても大きな打撃を受けにくい投資をすることが可能です。
まずはコアの部分をしっかり固めて、安定した資産づくりをめざしましょう!
時間の分散
ドルコスト平均法を活用すると価格変動の影響を抑える効果が期待できます。
ドルコスト平均法とは?
価格の水準にかかわらず、一定の金額で定期的に継続して、購入する投資方法です。
購入単価が平均化されるため、まとめて購入する場合に比べ、価格変動による影響を抑える効果が期待できます。
同じファンド20万円分を一度もしくは積立で購入した場合の平均購入価格
※上記、基準価額の推移、投資実績等はあくまで仮定であり、実際の投資効果をお約束するものではありません。
また、実際の相場動向によっては、事例と異なる投資実績となる場合があります。
※相場下落時における損失を防止するものではありません。
※基準価額が上昇し続ける場合等、結果的に購入単価を低く抑える効果が期待できない場合があります。
※算出にあたっては、手数料等の費用については考慮しておりません。
長期投資
一般的に、短期間で大きな価格変動がある株式や債券なども、長期間保有すれば、その変動リスクは緩やかになる傾向があります。
とあわせることが大切
です!
4資産分散での保有期間別収益率(年率)の推移
※「4資産分散」のポートフォリオを基に各年末から1年間、5年間、10年間の累積リターンを年率換算したものです。
※上記、投資実績等はあくまで仮定であり、実際の投資効果をお約束するものではありません。また、実際の相場動向によっては、事例と異なる投資実績となる場合があります。