ニュースリリース

当行は、社会問題化している「特殊詐欺」からお客さまの大切なご預金を守り、安心してサービスを受けていただくために、さまざまな取り組みを行っています。

その結果、平成26年1月～12月の1年間で、滋賀県内の警察署より特殊詐欺未然防止の感謝状を16回拝受しました（cf.平成25年：10回）。未然防止の一例として、育児休業中の職員による店舗外ＡＴＭでの注意喚起によるものや、「預手プラン（※1）」の取扱開始日でもある平成26年12月15日だけで5件もの特殊詐欺を阻止したことがあげられます。

これは、特殊詐欺未然防止に対する職員一人ひとりの意識向上と警察との連携強化によるものと考えます。

当行は、お客さまの大切なご預金を金融犯罪から守る“最後の砦”という意識を持ち、今後も詐欺被害未然防止に努めてまいります。

記

1.取組内容

• （1）店頭、ATMコーナーで職員による声かけとお客さまの表情や言動などへの気配りの徹底
• （2）ＡＴＭコーナーやロビーへのポスター掲示
• （3）ホームページへ注意喚起の掲載
• （4）行内研修の実施
• （5）各支店での講習会の実施
• （6）特殊詐欺未然防止感謝状拝受者の行内表彰と未然防止の好事例をタイムリーに全店共有
• （7）警察や関係団体等との連携強化（勉強会実施、注意喚起チラシなどの配付など）
• （8）「預手プラン（※1）」の導入

2.感謝状拝受一覧

3.ご参考

滋賀県警は平成26年12月5日、平成26年に滋賀県内で発生した特殊詐欺による被害額が過去最悪を更新し、5億4,000万円になったと発表しました。また、「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり実践県民会議」は2回の「詐欺多発警報」を発令しました（発令期間：平成26年12月5日～24日）。

窓口でご高齢のお客さまから多額の現金引き出しのお申し出がある場合、資金使途などの確認に加えて、お振込みや自行あて小切手（預金小切手）（※2）のご利用をお勧めするもの。自行あて小切手の発行手数料については、原則免除。

「自行あて小切手（預金小切手）」とは、一般的に自己宛小切手のことをいい、金融機関が自ら振出人兼支払人として振り出しをする小切手のことを指します。自行あて小切手（預金小切手）には線引を付しますので、小切手の現金化は金融機関とお取引があるお客さまに限定されます。不正に小切手を拾得した第三者に現金化されることを防止する効果が高くなり、現金に比べて被害防止につながる可能性があります。