ニュースリリース

2015.08.07

～システムと業務運営面でのノウハウを結集～

当行と群馬銀行（本店・前橋市、頭取・斎藤一雄）は、8月3日（月）、富士通株式会社（本社・川崎市、社長・田中達也）を開発ベンダーとした「マイナンバー管理システム」の共同開発に着手しました。勘定系システムを独自に運営している地域金融機関同士の連携は、当行初めての試みです。

2016年1月の社会保障・税に関わる番号制度（通称：マイナンバー制度）施行に向け、両行における業務面・システム面でのノウハウを結集して、セキュリティの高いシステムの構築と、共同開発によるシステムコスト低減を同時に実現するものです。

今後のさまざまな制度改正へのシステム対応についても、群馬銀行との共同開発を通じて、コストを抑制したうえで、安全で安心なシステムの構築を目指していきます。

なお、富士通株式会社は、本システムの他金融機関への販売を予定されています。

記

【マイナンバー管理システムの特長】

「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン」に準拠したセキュリティ機能として、目的外のアクセス制限、マイナンバーへのアクセスログ取得による証跡管理、データベースの暗号化等、お客さまより提供いただく情報への安全管理対策に万全を期しております。
マイナンバー管理システムの機能として、収集したマイナンバーの登録、情報照会・更新、廃棄の基本機能に加え、法定調書データへのマイナンバー付与機能等を標準装備することで、既存システムに極力手を加えずに、金融機関業務に必要な機能を実現できます。
現時点でのマイナンバー制度に必要な機能に絞ったコンパクトな構成とすることで導入コストの低減を図っております。また、今後の制度変更にも対応できるように、柔軟性と拡張性を十分に考慮した開発を行います。

以上