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ニュースリリース

2015.11.19

近江牛等を担保とする「ABL」を取扱開始

~ABL(Asset Based Lending)で「地方創生」に貢献~

当行は、滋賀県のご協力のもと、一般社団法人 滋賀県畜産振興協会(以下、協会)と業務提携し、近江牛等(※1)を担保とする「ABL」(※2)の取り扱いを開始します。地域の畜産振興協会と連携したABLは、全国でも初めての取り組みとなります。

協会と当行の連携によるABLの取り組みにより、不動産や保証によらない柔軟な資金対応と畜産事業者さまの「健全な畜産経営」をサポートし、「近江牛」などの地域ブランドの維持向上によるアグリ産業の発展と地方創生に貢献してまいります。

今後とも当行は、地方公共団体や各種団体との連携をはかることで、「地域社会との共存共栄」と「地方創生」に全力で取り組んでまいります。

(※1)近江牛等には黒毛和種のほか肉用種、乳用種等の牛、豚、鶏を含みます。

■ 取り組みの概要

担保取得した近江牛等の肥育状況を協会と確認し、必要に応じて、協会が畜産事業者さまへ衛生管理や畜産技術等のアドバイスを実施します。また万一、畜産事業者さまが破綻等、事業の継続が困難となった場合には、協会は銀行に対し肥育管理や担保処分にかかる専門業者の紹介などの協力を行います。

これにより担保取得した近江牛等の疾病リスクや処分リスク等の生体特有のリスクを軽減することができ、これまでの融資制度では、担保とすることが困難であった近江牛等の生体を担保として活用することが可能となりました。また、個体識別情報を活用した適切な在庫管理や協会から市場動向などの情報提供により県内畜産業の動向を把握することで、不動産や保証によらない柔軟な資金対応を行ってまいります。

<スキーム図>

(※2)ABL(Asset Based Lending:アセット・ベースト・レンディング)とは

企業の事業そのものに着目し、在庫や機械設備、売掛金など事業収益資産を担保として活用する融資手法です。これまで担保として提供できなかった資産を担保として活用できるため、不動産や保証人によらない資金調達の可能性が広がると共に、銀行と商流やビジネスモデルを共有することで、より密接な関係を構築する事が可能となります。

当行は、これまで寝装寝具、文具・玩具、マシニングセンタ、医療機器、太陽光設備、売掛債権などを担保とした取り扱いを行っております。

以 上

本件のお問い合わせは

滋賀銀行 審査部 企画グループ
(077-521-2240) 八里・中江

総合企画部 広報室
(077-521-2202) 嶋崎、北村

※平日9:00~17:00(祝日・銀行休業日を除く)


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