ニュースリリース

このページを印刷する

2018.06.07

近畿地銀初

インドネシア現地法人向け“国際協力銀行保証付融資”を実行！

～法規制に対応した新スキーム～

当行は、6月5日（火）、株式会社国際協力銀行（本店・東京都、総裁・近藤章、以下「JBIC」）との保証契約に基づき、近畿の地方銀行では初めてとなるスキームを活用し、インドネシア現地法人向け融資を実行しました。

本スキームは、2016年1月にインドネシアで施行された「外貨建てオフショア債務に関する規制※」で、資金調達をする上で課題となっていた、国外からの外貨建借入への規制に対応するもので、JBIC保証の付与によりインドネシア現地法人に対する外貨建て融資が可能となり、お客さまの資金調達ニーズに迅速にご対応することができるようになりました。

当行は、2014年8月にJBICと業務協力協定を締結し、海外展開を図るお客さまのビジネスサポートを積極的に行ってまいりました。2017年度は、全国の地方銀行で最多の8件の協調融資を実行しています。引き続き、海外に進出されているお客さまのお悩みや課題解決に向け、さまざまな金融手法を駆使したサポートを行ってまいります。

※「外貨建てオフショア債務に関する規制」

親会社または現地法人子会社が一定の外部格付けを有していない場合、外貨建て（インドネシアルピア以外の通貨建て）かつインドネシア国外からの借入を規制するもの。

記

＜案件概要＞

融資先	PT.GLOBAL SHINSEI INDONESIA ※新生化学工業株式会社（本社・大津市）インドネシア現地法人
融資金額	1.5百万米ドル
融資実行日	2018年6月5日
資金使途	設備投資資金
取扱店舗	本店営業部

＜スキーム図＞