ニュースリリース

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2021.12.27

京都の上場企業で初

株式会社ファーマフーズとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を締結

～お取引先のサステナビリティ経営を促進～

当行は、12月27日(月)、株式会社ファーマフーズ（本社・京都市、代表取締役社長・金武祚）と、ポジティブ・インパクト・ファイナンス（PIF）の契約を締結しましたのでお知らせします。京都の上場企業によるPIFの利用は本件が初めてとなります。また、当行における上場企業のＰＩＦ利用も本件が初めてとなります。

PIFは、企業活動が環境・社会･経済に及ぼすインパクト（ポジティブな影響およびネガティブな影響）を包括的に分析・評価し、特定されたポジティブインパクトの拡大と、ネガティブインパクトの低減に向けた取り組みをサポートする融資です。SDGsへの貢献度合いなど、事業活動におけるポジティブな意図やコミットメントを可視化することで価値・競争力を維持・向上させるとともに、環境や社会のサステナビリティ向上につなげます。

本件において、株式会社ファーマフーズでは、ポジティブインパクトの拡大を目指す領域のテーマに「革新的な医薬による人々の健康」「ダイバーシティ＆インクルージョン」「未利用資源のアップサイクル」、ネガティブインパクトを低減する領域のテーマに「持続可能な生産体制の構築」「適切な顧客対応の徹底」を特定し、それぞれに目標とKPIを設定しました。当行は、定期的に達成状況や管理状況を確認し、対話やフォローアップを通じてサステナビリティ経営の実現をサポートします。

なお、本件および当行のインパクトファイナンス実施体系が、国連環境計画金融イニシアティブ（UNEP FI）の提唱する「ポジティブインパクト金融原則」に適合していることについて、株式会社格付投資情報センター（R&I）からセカンドオピニオンを取得しています。

当行はこれからもESG金融の拡大に努め、経済と環境の好循環を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

ポジティブ・インパクト・ファイナンス契約の記念盾贈呈式の様子

記

1. 本ポジティブ・インパクト・ファイナンスの概要

借入人	株式会社ファーマフーズ
融資形式	コミットメントライン
融資金額	15億円
資金使途	運転資金
契約締結日	2021年12月27日（月）
融資期間	3年

本件のポジティブ・インパクト・ファイナンス評価書はこちら

本件のセカンドオピニオンはこちら

2. 株式会社ファーマフーズの概要

企業名	株式会社ファーマフーズ
代表者名	代表取締役社長　金　武祚
所在地	京都府京都市
設立年月	1997年9月
事業内容	機能性食品素材の開発・販売、通信販売事業、バイオメディカル事業